商品を守り映えさせる「台紙」の利用法とは
もくじ
台紙とは
土台となる厚紙のことです。用途に合わせ多目的に使われています。耐久性を保つために使うことが多く、折り紙など薄い紙の商品の折れ防止や手提げ紙袋の底部に敷いてあるのも ”台紙” です。 商品パッケージとしては、食品から化粧品、電化製品に至るまで幅広く使用されており、商品を守るためだけでなく、印刷を施して製品の魅力や情報を伝えることもできます。
使い勝手の良いボール紙とコートボール
ボール紙
印刷適正がある厚みで強度もあり軽いことから使いやすいとされるボール紙は、台紙にもピッタリで、安価なこともメリットです。主に古紙などを原料にした紙のことです。
コートボール
片面(表面)がコート加工されています。加工面が白色です。もう片面(裏面)は、素材そのままの灰色またはベージュ色をしています。 コート部分の白い面に全面印刷を施すことも多いですが、白色に清潔感があるため、白地をそのまま活かしたワンポイント印刷なども少なくありません。
裏面のベージュを表面に使用すれば、クラフト紙のような雰囲気が出せ、エコ感を演出できます。さらに、カーボンゼロマークを入れることで、環境に配慮した製品であることもアピールできます。 当社は、実質CO2排出ゼロを達成しているため、当社が生産する印刷製品はカーボンゼロです。■事例紹介はこちら 最小サイズ細長い箱 ペンサイズ エコデザイン
■コートボールのより詳しい説明はこちら
紙箱化粧箱の素材について
使い方のご提案
・商品を守る
柔らかい・薄い・壊れやすい、といった商品の型崩れ防止に適しています。ショートケーキを購入した際に、店員さんが隙間に入れてくれたりしますよね。その他にも、印刷物や図面、写真といった薄い紙製品を守るために商品の下に敷くこともあります。 ▼参考 化粧品セット用のギフトボックス化粧品セット用のギフトボックス
・取り出しやすくする
箱やパッケージの中に敷いておくことで、中身の商品を引き出しやすくなるのもメリット。お客さま目線で考えれば ”便利”な使い方です。
ノベルティのペンなどは、クリップ式部分を台紙に止めておけば固定できるだけでなく、取り出しやすくもなります。また、丁寧さが伝えられるのもいいところ。ちょっとしたことですが、「わざわざの1枚」に好感が上がることもあります。
・商品を固定する
ショートケーキの例のように隙間に使うだけでなく、折ったり、切り込みを入れたりすることで、商品を簡単に固定できるのもメリット。ちょっとした工夫で簡単に商品を守ることができますし、開封した際の特別感も演出できます。 また、固定しておくことで、輸送の際に起きがちな商品の崩れ防止にもなります。パッケージとしては、陳列の際の見栄えや手に取りやすさ等を考えたデザインも可能です。
▼参考 リップクリーム用パッケージリップクリーム用パッケージ
・印刷面を利用して商品を映えさせる
商品が映える色やデザイン性がある印刷を施すことで、商品を際立たせることもできますし、メッセージ性あるデザインで消費者に訴えるアイテムとしても使えます。お客さまの視線を留める効果的な見せ方ができれば、購買意欲を高めるきっかけになるでしょう。 ハンドメイドの小物でも、台紙ひとつでオシャレ感も高級感も増します。特にアクセサリーなどは、台紙に止める工夫もできるので、商品を守りつつ魅せることもできます。
・情報を盛り込める
商品情報や店舗情報を記載することも可能なので、広告を兼ねたアイキャッチ効果など使い方は多様です。 特に、透明プラスチックで商品を覆った立体感のあるパッケージ「ブリスターパック」は、台紙に商品の説明や良さなどを両面に印刷することで、商品の情報を最大に盛り込めます。歯ブラシや化粧品などに多く使用されている形状です。
参考:ブリスターパックブリスターパック
店舗什器にも
ここでいう什器は、食品や化粧品など店舗に陳列する時に使うアイテムです。 商品を目立たせるだけでなく、お客さまが手に取りやすいといったことも重要視されるものです。ポップ代わりにもなるため重宝します。不要になった際に簡単に廃棄できるので紙製が人気のようです。
その他ご参考コンテンツ
吊り下げ台紙の展開図
陳列用カウンター什器(じゅうき)
シャワーヘッダー用什器セット
輸送・陳列用の箱