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紙箱化粧箱の素材について
紙の選定について
使用用途・デザイン・サイズ等によって、紙の種類と厚みとの相性がございます。
用紙を選ぶポイントの代表的なものとして、強度・機能性・風合い・加工適性の4つの観点があります。
・強度(紙の厚み、坪量)
紙の強度は、紙の種類や厚みによって変わり、紙の種類や厚みは箱に入れる内容物の総重量もしくは精密性によって決まります。箱の形状や内容物の入れ方、保管状態によっても変わりますので、お知らせいただければ当社よりご提案させていただきます。
詳しくは お問い合わせください。
・機能性
耐水・冷凍など中身の状態や製品の保管状態による劣化を防止する役割を持った紙の種類が選択できます。
また、森林認証紙やサトウキビが原料のバガス紙など、環境保全の役割を持つ紙もあります。
・質感(紙の色、風合い)
ほとんどの板紙は白色ですが、黒やクラフト系など紙自体に色が付いているものやホイル紙、クラフト紙、和紙、着色紙、マット紙、グロス紙など、様々な種類があります。
種類を選択することで、ナチュラルテイスト、高級感や重厚感などの風合いや質感をより引き出すことができます。
デザインはロゴのみでシンプルであっても、紙そのものの風合いで雰囲気作りが可能です。
・印刷、加工適正
表面にツヤ感や平滑性のある板紙は、素材自体に風合いがなく紙そのものを活かしたデザインには向きませんが、写真などの細かい印刷が表現しやすく、フルカラー印刷やベタ印刷などのデザインに最適です。
また、デザインに合わせてフィルム貼り、箔押し、エンボス加工など様々な加工を行います。(印字や封函などお客様での加工作業が必要な場合もあります)
紙の選択によってはインキ、箔、糊が付かないなどの加工できない場合や、表面加工で紙の風合が損なわれることもある為、加工に対する紙の選択が重要です。紙と加工の相性に関しては未確認のものもあるので事前検証が必要な場合があります。
ご使用方法について
当社工場にはクリーンルーム(無菌室)がなく製造工程上、無菌の状態での製造や管理ができませんので食品を箱に直接入れて使用されるのはご遠慮いただいております。
必ずフィルムや紙など間接材を使用して食品を入れるというご使用方法をご理解いただき、ご検討ください。
板紙
板紙とは
板紙とは、厚手の紙のことをさします。「ボール紙」や「カード紙」などがあります。
板紙の厚さは、厚いほど箱の強度が上がりますが、コストもUPしていきます。
板紙の厚さの種類一覧
紙の種類によって紙厚の種類も異なります。
下記の一覧は「コートボール(裏グレー)」の代表的な厚みです。
他板紙の詳細はサンプルをご依頼いただき、お確かめください。
白板紙
コートボール


特殊白板紙
裏白コートボール(カードB)

高級白板紙
両面コート(カードA)

特殊板紙
パール紙

アルミ蒸着紙

クラフト紙
(ピュアボード)

(エゾマツクラフト)

バガス紙


間伐材紙

機能性板紙
食品用

耐水紙

耐油紙



段ボール素材
※板紙に比べ間に空気の層があるため、保温性と緩衝性に優れています。
フルートとは
段ボール板の種類のことです。
一見どれも同じに見える段ボールですが、実は段の高さもいろいろです。
この段ボールの波形部分を構成する段のことをフルートといいます。
段ボールはフルートの高さによって区別され、必要な強度や用途によって使い分けられます。

貼合とは
板紙と段ボール板の片面を貼り合わせて、箱に強度を持たせる加工の事を言います。
板紙はお好みの紙を選択することが可能です。(一部対応不可の紙があります)

フルート・貼合の厚さの種類一覧
Gフルート

GF貼合

※表の板紙はご指定の紙になります。
Eフルート

EF貼合

※表の板紙はご指定の紙になります。


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