紙箱・化粧箱.net

箱作りの専門スタッフ在籍 0120-960-254平日9時~17時(土日祝休み)
メニュー
HOME > 箱のタネ > 特色印刷で希望通りの色を作る

特色印刷で希望通りの色を作る

印刷方法で良く聞く「特色印刷」の、特色ってどんな色なのでしょうか?

簡単に説明すると、あらかじめ調整(調色)されたインキを使う印刷方法です。スポットカラーとも呼ばれています。

フルカラー印刷に必要とされるカラー4色CMYK以外で、あらかじめ調色したインキを使用します。

通常のプロセスカラー(CMYK)では表現・再現できない、しづらい色などに向いている印刷方法です。

希望する色に最も近くなるよう調色するため、「特別な色を再現する」とおぼえるといいかもしれません。
プロセスカラー(CMYK)印刷では、4色を0~100%間の濃度を掛け合わせてフルカラーを表現しますが、「特色印刷」は、色見本に合わせてインキを調色(調合)するものです。
弊社では、社内の工場内でインキを練ってお客様のご希望の色を作り出しています。

 

【よくある質問はこちら】
特色印刷は可能ですか。

特色で表現できる色

特色では、プロセスカラー(CMYK)で表現できない蛍光色や金・銀、キラキラ輝くメタリックカラーや淡いパステルカラーの表現に向いています。

 

多くの色が作れるため、例えば、「白」といっても少し灰色を帯びたオフホワイトや、黄色味が強いクリーム色にアイボリーと多くの種類がありますが、希望する色にインキを調合するので理想的な色に仕上げることが可能です。

 

※弊社ではメタリックカラー、蛍光色、パステルカラーにつきましては、印刷できる色に限りがございます。また、特殊な色に関しましては、追加料金が必要になる場合もございます。

良いトコ取りで理想の色に

プロセスカラー(CMYK)と特色の両方を使って印刷することで表現できるカラーは無限大になります。

 

現在、特色を指定する際の色見本は、主要メーカーである日本のDIC(ディック)社と、アメリカのPANTONE(パントン)社の2社の製品が使用されています。
どちらも世界共通色なので、どこの印刷所を利用しても同じ色味が再現できるという点に優れています。もちろん弊社でも、この2社のどちらの色見本でもご指定いただけます。

 

また、弊社オリジナルで作成している「MCカラー」もございます。

色見本について

実際にパッケージを作る際、どの色を使用するかを決めるシーンで必要とされる色見本。「特色」をまとめた色見本「カラーガイド」は多数出版されていますが、すべてを揃えるとなると多額の出資も必要です。

 

特に、印刷デザインを行うデザイナーさんにとっては必須アイテムとされていますが、Web上でも色見本を見ることができるので、実際にWEB情報を活用されているデザイナーさんも多くいらっしゃいます。ただし、モニター越しに見た「色」は、使用しているモニターなど環境によって彩度も明度も違うことから「見本通り」ではないため注意が必要です。

色チップを添付してトラブルを回避しよう

色見本での色の確認によくあるトラブルとして、お客さまの手元にある見本と注文先の見本の色の「差」が生じることは少なくありません。

 

例えば・・・

 

・色見本に記載のある第●版といった、出版の数(印刷物の発行年の違い)が違う

・経年や保存状態による変色

・アメリカパントン社の見本は、同じ版でも色に差がある

 

このように、認識している色の違いを「同じ色」にするためには、注文時や入稿データを提出する際に望む色見本の一部「チップ」を添付していただくことで、より良い形で製品をつくることができます。

色見本は、ミシン目で切り取れるようにできています。弊社MCカラー見本は、シール式になっているのでとても便利です。

紙箱化粧箱を探す
展開図自動作成ツール