紙箱は時間の経過とともに劣化していくので、表面加工により耐久性を強化し、より美しく見せる事で化粧箱だけでなく 商品自体の価値を高めます。

お問い合わせお見積もり
0120-960-254
HOME > 紙箱・化粧箱の制作の流れ > 加工について

加工について

パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の表面加工について

 パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)は印刷のみでは耐摩擦性や耐水性も弱く、時間の経過と共に製造工程や輸送時に劣化したり、箱の表面が擦れたりキズが入ったりしていきます。それを防ぐための加工が「表面加工」です。さらに表面加工にはもう一つ「付加価値向上」という重要な役割があります。箱の表面に光沢を出したり、逆に光沢を抑えることでその箱の表現力を高めます。
 表面加工は紙箱の耐久性を強化し、より美しく見せる事で化粧箱だけでなく 商品自体の価値を高めます。

表面加工の選び方
 紙箱・化粧箱の表面加工を選択する基準は様々です。中身の商品や梱包形態、輸送方法(距離)や保管方法にもよりますし商品の価格や販売場所によって最適なものを選択しなければなりません。
 以下表面加工の分布図を記載しています。

フィルム貼り加工

 ラベル・シールにもあるラミネート加工と同じように、紙箱の表面にポリプロピレンフィルムやPETフィルムを貼り、強い光沢感を出すことができます。高価な商品の箱によく使用されています。同様の方法で、艶消し効果のあるマット調のフィルムを貼り、さらに落ち着きのある高級な仕上がりにすることができます。

※下にフィルム貼り加工の比較写真を載せています。


・フィルムコート
フィルムコート
印刷表面に優れた光沢と耐摩擦性をもた
せることができます。高級感を演出する
最も高価な表面加工です。
・マットフィルムコート
マットフィルムコート
フィルムコートとは対照的に、印刷表面
の光沢を抑え、落ち着いた雰囲気を演出
します。
 

水性ニス加工

水性ニス加工
 水性ニス加工は、印刷物にしっとりとした上品な質感を出す事ができます。黄変しにくいために、経時変化による印刷物の色調変化を抑える事が出来ます。水性ニスは速乾性のため、乾燥しにくい用紙やこすれ易い印刷物に塗布することにより、こすれを防止するとともに、納期の短縮にもつながります。また、後工程へ回す際に、水性ニス加工を施してインクが他の紙に裏写りをするのを防ぐために加工をすることもあります。

OPニス(Over Print ニス)加工

opニス加工
 表面に透明な油性溶剤を塗りツヤを与え、色落ちを防止します。キズ、汚れ防止機能は他の表面加工に劣りますが、印刷と同時に加工するので低価格で若干の納期の短縮になります。食品関係の箱によく使われています。




UVクリアニス加工

 紫外線で硬化するクリアニスをコーティングすることにより、印刷面に美しい光沢を再現することができます。UVクリアニスは通常のニスに比べ耐摩耗性が強くフィルムコート加工に負けない光沢感を一回の工程で塗工できます。オフセットUV印刷機にて、印刷からコーティング加工まで1回の工程で行うため、フィルムコート加工に比べ「短納期」「低コスト」でご利用いただけます。

・UVクリアニス加工
uvクリアニス加工
光沢感が高く、艶を出すことで高級感を
演出することができます。耐久性や耐光
性も高く、PPフィルムと同様の役割を果
たします。
・UV印刷のみ
uv印刷のみ
印刷のみのため光沢性はありませんが、
インキ面の強度があるため、ニス無しで
も加工が可能です。
 

ニス窓加工

 ニス窓加工では、一部にだけニス加工されていない部分を作り、箱に使用期限や賞味期限などをあとから記入することができます。クリアニス加工やプレスコート加工の上からボールペン等で文字を書くと、表面がコートされているので文字が消えてしまいます。健康食品や食品パッケージにて、製造年月日などをスタンプで押印する場合はニス窓加工が最適です。
※賞味期限欄横の少し暗い枠部分がニス窓加工部分です。

プレスコート加工

プレスコート加工
 プレスコート加工とは、印刷物の表面に熱で固まり光沢を出す熱硬化樹脂を印刷表面に塗って一度乾燥させた後、熱を伴ったローラーでプレスすることで表面に鏡面のような光沢を出す加工です。パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の表面加工の中では最も強い光沢を出すことができます。その反面、耐摩擦性や耐水性は他の表面加工に劣りますのでパッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の使用条件や輸送条件によってはお薦めできない場合もございます。
 これらの問題に対応して、耐摩擦性や耐水性が強いプレスコートの材料もございますので詳しくはお尋ねください。

UV擬似エンボス加工

擬似エンボス加工
 擬似エンボス加工とは、油性ニスとUVクリアニスが反発することによって、擬似的にエンボス加工のように凹凸ができるとこを利用した表面加工です。これによってパッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の表面に光沢がある部分と擬似エンボスで凸凹になる部分とを同時に表現することができます。
 ニスの温度を調整することで擬似エンボスの大きさをコントロールすることができます。これによりパッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)に立体感や質感を付加することができ、箱の表現力が大きく高まります。

UVピーチフィール

UVピーチフィール加工
 

 UVピーチフィールとは、ピーチ(桃)とフィール(感じ、感触)の合成造語としてネーミングされており、コーティングするニスに柔らかい特殊合成樹脂の粒を混ぜ込んだ加工方法です。見た目はマット(つや消し)になりますが、指で触ると桃のような柔らかさを紙箱にあたえる事ができます。触り心地がいいだけではなく、指紋がつきにくいという長所もあり、高級化粧品などのパッケージやDMなどの案内状の用途で効果が期待できます。

UVピーチフィール説明イラスト




箔押し加工

 別名ホットスタンプとも言われ、熱と圧で紙の表面に箔を定着させる加工のことです。
箔押しをしたい形の型を作成いたしますので、印刷するデータとは別に箔押し加工をする為の型データが必要となります。



・箔押しの材料について

 パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の付加価値向上の為に加工されることが増加しつつある箔押し加工。その箔押しの材料は大きく分けると、金・銀等のメタリック箔(ホイル)、赤青黄色等の顔料箔、そしてホログラム箔(ホイル)に分けられます。

 メタリック箔"■メタリック箔(ホイル)

 最も一般的な箔の材料が金、銀を中心としたメタリックホイルです。すでに様々な食品や工業製品のパッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)に採用されています。フィルムにアルミニウムを蒸着させることでシルバーのメタリック感を表現し、このシルバーメタリックに着色層の黄色の顔料を蒸着させることで金色を表現しています。 経済的にも最もポピュラーな箔の材料と言えます。

顔料箔

 

 

■顔料箔

 顔料箔は別名ピグメントホイルともいいます。ベースフィルムに顔料や染料をコーティングすることで赤、青、黄、黒、白、緑等カラフルな色を表現します。アルミ蒸着ではありません。

 

 

 ホログラム箔

■ホログラム箔(ホイル)

 パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)において高級感を表現する手段として採用が増えつつあるホログラム箔(ホイル)。商品券の金券や高級ブランド用のパッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)偽造防止用としての用途での採用も増えています。

 「ホログラム」の語源はギリシア語で「完全」という意味を現す「holos」と「情報」を意味する「gram」二つからなる「完全なる情報」という意味です。この偽造防止用途に使われているという話にも通ずる興味深いものです。 

     


チェンジング箔

チェンジング箔

 パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)の高級感演出、偽造防止に最適なチェンジング箔の箔押し加工もすることができます。チェンジング箔とは光の屈折を利用した箔押し加工で、見る角度によって箔の見え方が変化します。その変化が高級感の演出をもたらします。また簡単には模倣できませんので近年高まる偽造防止の用途としても使えます。



パッケージのナンバリング

ナンバリング

 パッケージ(紙箱・化粧箱・紙器)に対するナンバリング加工もすることができます。これは制作工程の途中に産業用インクジェットプリンターを用いてナンバリングするものです。商品の偽造防止や商流違反防止の抑止力としてのナンバリングの需要は増加しつつあります。 制作工程の途中で行うので、紙箱の形状や大きさによってナンバリングの文字の大きさやナンバリングする場所、方向は制限されます。紙箱にナンバリング加工をご希望の場合は事前にご相談ください。


pagetopHOME

-->